令和5年度の”とある地域の成人式”

令和5年度の成人式の様子です。ここ数年着付け直しのボランティアとして参加させていただいており、良い勉強の場となっています。

最近の傾向としては、着物はお母様の物を使用し、帯や小物を新しく今風にして着用される方、もしくは、レンタル衣装にして個性的な着物を着用される方が多くなっています。髪飾りは、水引を使用することが流行っているようです。ポーニーテールに巻いたり、髪に沿ってうねったように配置したりしています。美容師さんの腕の見せ所ですね!髪型は、洋風の方が多く、下の位置にボリュームをだしていて、Uピン仕立ての花を一つずつ配置しているのが多いです。

つまみ細工で作られた髪飾りを是非つけてほしいですが、つまみ細工で作られた部分がほんの一部入っているという方がほとんどです。つまみ細工は手間がかかるし、高価だからでしょうか?それとも洋風化された髪型に合わないせいでしょうか?

着物は全身のトータルコーディネートが必要です。髪型が洋風化しているならば、つまみ細工も軽やかな作品を作るように変化していくことが大切なのかな、と感じています。